見学会

弊社標準装備「ダクト式計画換気システム」について

2023.02.25 見学会

ニュースなどで「脱マスク」の話題をよく聞きます。早くマスクのない生活に戻りたいものですが、花粉症の方々はこれからがマスク本番の季節。私も花粉症なのでマスクが手放せません。

住宅はシックハウス対策で1時間あたりに室内の半分の空気を換気することが義務付けられています。しかし換気は計算上で換気量を満たしていても建物の気密性と吸排気のバランスがよくないと室内に汚れた空気や湿気、生活臭が滞留して十分な効果が期待できません。

そこで緒方建設は建物の気密性能を高めるとともに、24時間全館換気を行えるダクト式計画換気システムを標準で搭載しています。

この計画換気システムは北海道などの寒さや結露などの厳しい環境の寒冷地でも多く採用されている「ダクト式第3種換気システム」と呼ばれるもので、外壁の自然吸気口から入った新鮮な空気を室内用排気グリルから吸い込み、1箇所からまとめて排気するシステムです。

もちろん吸気口や排気グリルを無計画に設置して汚れた空気が室内に滞留しては意味がありませんから、換気専門のオペレーターが1棟1棟間取りに合った最善の設計提案をおこないます。採用している換気システムはメンテナンスが簡単でランニングコストも低く、静音性も通常使用時で騒音値25db程度(一般の静かな住宅地で40dbぐらい)ととても静かです。

また外からの吸気口には結露防止対策が施され、減音・防虫・花粉対策のされたフィルターを使用しています。

 

写真は実際に施工した換気システムの本体です。完成後は天井裏に隠れてしまいますが、公開中のモデルハウスでこのシステムはご覧いただけます。

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