新築工事

地味でも責任重大な新築の気密処理

2025.06.25 新築工事

こんにちは。住宅アドバイザーの緒方涼です。

今回ご紹介するのは「気密処理」についてです。

気密性能は断熱性能とセットで考えるべきものであり、どれだけ断熱性能の高い家を作っても気密性能がないとその真価を発揮できないものです。

 

実は空気というのはいろんなところから抜けていきます。

たとえば1F柱の根元。柱を立てて、床合板を貼るとこのような隙間が生じ、ここからもわずかに空気が抜けて気密性能が落ちてしまいます。

(気密処理前)

 

(気密処理後)

たくさん立っている柱を、妥協することなくこういった気密処理を行っています。

地味ではありますが、高気密住宅を実現するためにはとても大切な作業です。

 

また、床合板の継ぎ目もわずかな隙間があり、ここからも空気が抜けてしまいます。

そこには気密処理専用のテープを貼りトコトン隙間をなくしていきます。

 

これらは一例ですが、こういった努力の甲斐もあって緒方建設では高性能グラスウール断熱で

気密測定C値=0.7前後(約32坪の家にある隙間がハガキ約0.6枚相当)を記録しています。

(家の大きさや形状で変わってきます)

工事をお願いしている専属の大工さんも緒方建設の高性能(高気密)へのこだわりを理解してくださっているのもポイントです。

 

緒方建設は同時進行の新築現場を作らず、年間6棟限定で1棟ずつ丁寧に施工することにこだわる工務店です。

こちらの気密処理は全棟標準で行っておりますので、特に意識していただかなくても高気密な家であるというのも緒方建設の特徴です。

ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

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