こんにちは。住宅アドバイザーの緒方涼です。

先日、弊社でご新築して２年程のお客様よりご依頼をいただいた、太陽光発電システム設置工事を行いました。

設置にあたっては、弊社協力業者さんの開設する「太陽光発電システム専用ショウルーム」にお越しいただき、システムの説明やシミュレーション・図面をもとにした設置容量の検討などをしっかり行いました。

通常の容量・多めの容量・蓄電池を設置した場合など、いくつかのパターンをご提案し、その中から納得いただけるプランとお見積を選んでいただけました。

また、近年は太陽光発電システムの訪問販売やインターネット広告がかなり増えており、おがたの家としてもご相談件数も増加中です。

中にはあまり褒められたやり方ではない手法を提案されたとのご相談もありました。

そのため、ご検討にあたって確認したほうがいいことをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

太陽光発電システムご検討のチェックポイント

■シミュレーションはできるだけ安全を見ましょう

太陽光発電システムを検討する際、大切なのは“シミュレーションの数字”です。

特に気を付けなければならないのは業者さんによって設定値が異なるため、設定を甘くすることで発電メリットを必要以上に大きく見せるケースです。

そのため、シミュレーションはなるべく厳しめにチェックすることが大切です。

■ 必要な確認をしていない見積もりには注意

太陽光発電システムの見積もりをとる場合、屋根の方位・材質・形状・面積の確認が必須です。

（外から見ただけで見積もりを出すことは難しいです）

もしこれらを確認してないのに見積書が出る場合、あらかじめ決められた金額ありきで提案されている可能性もありますので警戒しましょう。

■ 「すぐ決めていただければ割引します」には慎重に

中には比較検討の時間をとらせないために早期の契約を促してくる業者さんもいます。

また、見積書の元値を（定価など）高く計上しておいて最後に大きな値引きをする手法も見られることがあります。

これは”必要以上にお得に見せるための演出”である可能性が高いので注意が必要です。

また、最近はインターネット広告で補助金が出るかのように見せる表現も確認されております。

■ 「初期費用ゼロ」の言葉に注意

最近は「初期費用ゼロ」「今なら無料で設置できます」といった広告を目にすることがあります。

ただし、これらの多くは 「リフォームローンを利用した分割払い（＝自己資金が不要という意味での初期費用ゼロ）」 であったり、

「リース契約で月々の使用料が発生するタイプ 」であることが少なくありません。

もちろん、これらは仕組みを理解した上で選ぶのであれば、十分に有用な選択肢 になり得ます。

気を付けたいのは、こうした仕組みを丁寧に説明しないまま「初期費用ゼロ」を強調する広告や訪問販売の存在です。

契約方法や期間・ローン金利によっては、トータルの支払い総額・月々の支払額が大きく変わりますから、

後から想定外の負担にならないよう、落ち着いて確認することが大切です。

■ 安心して検討するために

太陽光発電システムは高額で長く使う設備ですから、慎重に検討して丁寧に確認することが大切です。

おがたの家ではこうした不安を少しでも解消できるよう、確認事項をしっかり反映した御見積と、太陽光専用ショウルームでのご説明やシミュレーション等をご用意しています。

お気軽にご相談ください！